プライオリティ・パス(PRIORITY PASS)が無料発行できるオススメのクレジットカード3選!
今回は、プライオリティ・パス(PRIORITY PASS)が無料で発行できるクレジットカードをまとめてみたいと思います。
また、無制限にラウンジに入れる「プレステージ会員」を取得できるクレジットカードでオススメのものを紹介したいと思います。
プライオリティ・パス(PRIORITY PASS)とは?
まず始めに「プライオリティ・パスって一体何のこと?」と思っている方に、簡単に説明すると、「航空会社や搭乗クラスに関係なく、搭乗までの時間または到着後の時間をラウンジ過ごせるようになる会員サービス」です。
また、プライオリティ・パスで利用できる空港ラウンジは、1,000箇所以上あり、
- ゆっくりとソファでくつろげる
- PCなどが使えるディスク
- Wi-Fi環境
- 軽食、ソフトドリンクやアルコールが飲める
- シャワールームがある場合も
などが利用・メリットとしてあります。
クレジットカードのゴールドカード以上で利用できるカード系の空港ラウンジよりもワンランク上で、より快適に過ごすことができます。
香港のPLAZA PREMIUM LOUNGE
プライオリティ・パスがあれば、軽食が取れる場所が多い!
空港にあるラウンジの快適さや規模を順番で表すと大抵は下記の通りです。
- 航空会社のファーストクラスラウンジ
- 航空会社のビジネスクラス・上級会員用のラウンジ
- プライオリティ・パスが利用できるラウンジ
- カード系空港ラウンジ
基本的に航空会社のラウンジと比べると、プライオリティ・パスで利用できるラウンジは劣る場合がほとんどです。ただ、成田や関西国際空港にあるKOREA AIRのビジネスクラスラウンジ「KAL Business Class Lounge」がプライオリティ・パスで利用できます(KAL Business Class Loungeは航空系ラウンジでも大した事ない...)。
海外旅行や出張が多い方などは、プライオリティ・パスを所有すること搭乗時間までラウンジで過ごせて、軽食やアルコール、ソフトドリンクなどが楽しめます。
ビジネスクラス以上の飛行機に乗る場合は航空会社のラウンジがついてくるため、プライオリティ・パスはあまり役に立たないのですが、LCCやエコノミーで移動することが多い方は、プライオリティ・パスが多いに役に立ち、持っておくとより快適に過ごせます。
私もLCCやエコノミーに乗ることが多いのですが、そんな時は、プライオリティ・パスを利用してラウンジを利用しています。ラウンジが使えるのと使えないのでは全く快適さが違ってくるので、飛行機に乗ることが多い方は是非検討しましょう!
正規会員でプライオリティ・パスを持つと費用(年会費や利用料)が高い!
通常、正規会員になろうと思うと、非常に高額な年会費が掛かってきます。
おすすめのクレジットカードを紹介する前に、まずは基本知識として、通常契約で会員となった場合に掛かる年会費などの費用を確認してみましょう。
会員の種類は3種類あり、下記の通り。
項目 | スタンダード会員 | スタンダード・プラス会員 | プレステージ会員 |
---|---|---|---|
年会費 | US$99 | US$249 | US$399 |
利用料金 | US$27 | 10回まで無料、 その後の利用はUS$27 |
無料 |
同伴者利用料金 | US$27 | US$27 | US$27 |
見ての通り、利用料金が無料になるのは「プレステージ会員」だけです。ただ、通常で会員になると、プレステージ会員は年会費が非常に高い「US$399」です。
正直、プライオリティ・パスで利用できるラウンジがどんなに快適だとしても、正規会員で利用するには費用が高すぎる...と思う人が多いのではないでしょうか。私もその一人。正規会員では到底利用しようなんて思いません。
しかし、今回紹介するのは、このプレステージ会員の年会費が無料になるクレジットカードです。クレジットカードの年会費が掛かるものばかりですが、プライオリティ・パスのプレステージ会員の年会費は無料、クレジットカードも利用価値の高いものが多く、どれを選んでもよいものばかりです。どのクレジットカードを選ぶかは人それぞれですが、どれも特徴があるクレジットカードばかりなので、自分に合ったものを選んでみて下さい。
プライオリティ・パス(PRIORITY PASS)の年会費が無料になる、オススメなクレジットカードを紹介!
さあ、ここからが本題です!
プライオリティ・パスのプレステージ会員の年会費が無料になるクレジットでオススメなものを選んでみました!
対象のクレジットカードは下記の通り(全て税別)。
クレジットカード名 | クレジットカードの年会費 | 家族カード年会費 | 家族カードでプライオリティ・パス | 同伴者 |
---|---|---|---|---|
楽天プレミアムカード | 10,000円 | 500円 | × | 有料 |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | 20,000円 (年間200万円以上の利用で年会費が50%オフの10,000円) |
3,000円 | × | 有料 |
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード | 21,000円 | 無料 (2人目から3,000円) |
◯ | 有料 |
では、それぞれの特徴を簡単に説明してみたいと思います。
楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカードは、プライオリティ・パスのプレステージ会員を無料で持つ上でもっともクレジットカードの年会費が安い10,000円で持てるクレジットカード。これが最大の特徴です。
特徴をまとめると
楽天市場をよく利用する方は、より多くの楽天スーパーポイントが貯まる仕組みなど、楽天ユーザーには非常によい条件になっています。また、家族カードが安いのも特徴の一つです。
楽天プレミアムカードは、ゴールドカードとよく似た特典となっていますが、海外旅行傷害保険が最高5,000万円までと他のゴールドカードよりも少ないのがデメリットかも。
プライオリティ・パスを無料で取得するクレジットカードの中で年会費が最安値なので、どんな方にもオススメしたいクレジットであるこには変わりありませんが、楽天市場をよく使う方でプライオリティ・パスが欲しい方は、このクレジット一択です!
ちなみに私の家族は、この楽天プレミアムカードを利用して、プライオリティ・パスを取得しています。
入会すると楽天スーバーポイントが貰えるキャンペーンもやっています ↓
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」と、ビジネスカードのようですが、一般の方でも作ることができます。
特徴をまとめると
年会費が20,000円(税抜)と、プライオリティ・パスを取得するだけに契約するには高いですが、プラチナカードとしては年会費がかなり安いクレジットです。
なお、年間で200万円以上利用すると、来年度の年会費が半額の10,000(税抜)となるので、クレジットの利用額が多い方にはオススメです。
そして、このカードの魅力はプラチナ級の特典です。一休で最上級の会員クラスの「ダイヤモンドステージ」になれたり、「スモール・ラクシャリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド」などのホテル系の特典が非常に充実していることに加え、SAISON MILE CLUBでJALコースを選ぶとショッピング1,000円で10マイル貯めることができます。
プライオリティ・パスがほしい方で、JALをよく利用する、ホテルを一休のダイヤモンドステージ特典でアップグレードしたり、レイトチェックアウトを利用したい方にはピッタリです。また、これらの特典以外にも充実した特典があるので、年会費が20,000円が安く感じてきてしまいます(笑)
プライオリティ・パスを無料で持つためだけにセゾンプラチナを契約するとなると、年会費が高く感じてしまいます。が、利用額によっては年会費が半額になること、特典がプラチナカード故、かなり充実しているのことが、セゾンプラチナ ビジネス アメックスの特徴です。
プラチナカードですが、比較的審査が緩いようです。また、セゾンプラチナ ビジネスとなっており、ビジネスカードと思っている方も多いと思います。しかしこのセゾンプラチナ ビジネスカードは、個人利用での契約が可能なので、誰でも持つことができます。
私もこのクレジットカードで、プライオリティ・パスを無料で取得しています。
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは名称通りプラチナカード。年会費は21,000円(税抜)とプライオリティ・パスを無料発行するための費用としては最安値になりません。しかし、それ以外で非常に強力な魅力があります。
特徴をまとめると
- 年会費は21,000円(税抜)
- 家族カードが1人目無料(2人目からは3,000円)
- 家族カード会員もプライオリティ・パスが無料
- プラチナカードの特典
- 海外旅行損害保険:最高1億円、国内旅行損害保険:最高5,000万円
- スーペリア・エキスペリエンス
- プラチナ・グルメセレクション
- Relux for Platinum
強力な魅力とは、MUFGカード プラチナ アメックスは家族カードでもプライオリティ・パスが無料で発行できること!
家族カードでも無料で発行できるのはこのクレジットだけで、家族分もプライオリティ・パスが欲しい場合、MUFGカード プラチナ アメックス一択と言えそうですね!
まとめ
どのクレジットカードでプライオリティ・パスを無料で発行するかは、その人次第。今回はその中でも特にオススメなクレジットカードを3つ紹介しました。
自分のライフスタイルに合ったクレジットを発行して、プライオリティ・パスを無料で手に入れてみて下さい!
カタール航空、受領したB787-9型機4機を翌日アメリカへ送り返す
カタール航空は計4機(A7-BHA / B / D / E)のB787-9型機を受領しましたが、ドーハ到着後の翌日にはアメリカ・ビクタービルへ4機全て移送しています。
また土曜日には(A7-BHC / F / G)が、デリバリーフライトを行い計7機を3日間で受領していますが、今後この3機も再びアメリカへ向けてフライトを行うものと予想されています。
現在までに関係各所からの正式な発表はありませんが、これらのデリバリーされたB787-9型機にはQスイートが設置されておらず内装が未完成である可能性が高く、再度アメリカで内装を仕上げることが予定されているようです。
ただ今回なぜ無駄とも思えるフライトを行ったかというと、どうやらカタール航空とボーイングとの2019年の納入という契約が影響していると考えられています。
航空機の売買は輸出入にあたる国際取引となることから、2019年にカタール航空機として登録をするには一度アメリカを離れデリバリー先の国に移動する必要があります。
カタール航空のQスイートの設置契約はボーイング経由での発注でないことから、ボーイングとの契約上では内装を仕上げない段階までがボーイングの仕事となり、今回内装まで待った場合納期を過ぎてしまうことから今回の措置が取られた模様です。
今回デリバリーされた7機は今後内装工事を行う予定で、路線投入までは暫く時間が掛かる見込みとなっています。
カタール航空CEO、『ボーイングとエアバスは我々を顧客として失う可能性がある』
カタール航空のAkbar Al Baker CEOは、現在同社が新造機の受領延期についてボーイング、エアバスと交渉していることを明らかにし、交渉結果によっては両社がカタール航空を顧客として失う可能性があると警告しました。
現在までにカタール航空は以下の約160機を発注していますが、新型コロナウイルスによる航空需要の減退により受領延期を望んでいます。
【ボーイング】B787-9×23機、B777-8×10機、B777-9×50機
【エアバス】A321neo×40機、A321LR×10機、A350-1000×29機
同CEOは、少なくとも2022年までの受領延期を認めるべきと主張しており、交渉結果によってはカタール航空を顧客として永遠に失うことになると警告しています。
通常納入を時期を延期した場合は違約金が発生することから、同社は減額などの交渉を行っているとみられ、両社から好条件を引き出すために、強気な発言をしているとの見方もされています。
しかしながら、メーカー側もほぼ全顧客が納入延期を希望している言っても過言ではない状況であり、財務状況も思わしくないことから、どこまでカタール航空に譲歩するのかが注目されています。
カンタス航空CEO、羽田~シドニー線へA380の投入を希望 当局へ働きかけを実施
ソウルで開催されていたIATA(国際航空運送協会)の会議にて、カンタス航空CEOのAlan Joyce氏が、羽田~シドニー線へA380の投入することを希望しており、現在当局へ働きかけをしていることを明らかにしました。
現在同路線には、B747-400が投入されていますが同機の老朽化から機材更新を進める方針で、後続機としてはA380を就航させたいとしています。
しかしながら現状の羽田空港の運用では、A380の定期路線の運用を認めない方針としていることに触れ、我々はその方針を変えさせる必要があり、それをどのように実現できるのかを見出すための活動をしているとしています。
既に、両国で話し合いの場をもっているとしており、A380の就航が認められない場合は、増便で対応することが解決策になるかもしれないとコメントしています。
現在羽田空港では、A380による定期路線は就航しておらず、明確な答えは明らかにされていませんが、後方乱気流・使用誘導路の制限・使用滑走路の時間制限・使用滑走路の重量制限などが乗り入れを認めない理由の一部とされています。
同路線には現状のスケジュールとしてB747の後続機としてB787-9型機が投入される予定ですが供給座席数が減少することとなります。
また、カンタス航空のB747-400型機は2020年末を目途に全機退役することが発表されています。
エールフランス航空、A380を2022年までに退役させることを発表
エールフランス航空は、2022年までにA380を全機退役させる計画であることを発表しました。
同社はこれまで10機のA380を保有し、5機がリースでの導入、残り5機が自社購入という形で導入していましたが、リース機に関しては3機の返却が決定していました。
今回発表された内容では、自社保有分も含めた7機全てを2022年末までに退役させる計画がエールフランスKLMの会議で承認されています。
同社は、A380が最新鋭の機材に比べコストが20~25%以上かかることからなどから、同機を投入できる競争環境が限られているとを明らかにしています。
当初自社保有分に関しては、来年より座席改修も検討していましたが、現段階ではその計画は未定となっています。
元シンガポール航空機となるA380の解体初号機の解体が完了 作業に11ヵ月
航空機のリサイクル事業を手掛けるTARMAC Aerosaveは、元シンガポール航空のA380の解体初号機の解体作業が完了したことを発表しました。
このA380の解体は、約10年間シンガポール航空へリースしていたリース会社のDr. Petersグループと部品の再販を手掛けるVAS Aero ServicesとTARMAC Aerosaveの3社で進められています。
機体の所有者となるDr. Petersグループは、A380の中古部品はそれほど市場に流通していないことから、部品を再販する事業により利益を確保したいとしており、4500万ドルの売り上げを見込んでいます。
対象機の解体は今年の1月から開始され、約11ヵ月をかけ作業が完了しました。機体からは90%の材料が回収され今後スペアパーツなどとして再販され、必要部品以外はスクラップ化が予定されています。なお現在は2機目の解体作業が開始されています。