航空マニアの日記

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アマゾンプライムエア、コロナに負けず 767-300貨物改修機12機を追加導入

 

アマゾンは2020年6月3日(水)、767-300貨物改修機を12機追加でリースし、専用の貨物ネットワークに投入します。エア・トランスポート・サービス・グループ(ATSG)からリースするもので、アマゾンは既存の70機に加え、12機を加え、80機を超える機材でオンラインで発注を受けるアメリカの物流に対応します。

今回契約したうちの1機は2020年5月に加わり、残る11機は2021年に引き渡しされます。アマゾンはこの保有機の拡大により、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックに伴い、最前線の医療従事者、救援組織に不可欠な防護具(PPE)などを輸送するだけでなく、利用者が望む物品を確実に届けるための貨物輸送能力の向上と、成長する需要に対応します。

アマゾンは保有機の拡大に加え、これを受け入れる地上施設への投資も拡大しています。2020年夏にフロリダのレイクランド・リンダー・リージョナル空港、2021年は サンバーナーディーノ国際空港、2021年にシンシナティ・ノーザンケンタッキー国際空港にそれぞれ新たな地域の拠点とするリージョナル・エア・ハブをオープンします。

2020年5月にはオースティン・バーグストロム国際空港、プエルトリコサンファンのルイス・ムニョス・マリン国際空港はゲートウェイとして大規模な事業を展開し、2016年にアマゾンが自社の運航体制を構築して以来、着実に航空貨物輸送の基盤を整えています。