KLMオランダ航空、7月に73都市へ運航拡大 便数は6月比で60%超
KLMオランダ航空は、7月に運航路線を拡大する。
フライト数を、6月比で60%超増やし、通常時の便数の25~30%を運航する。欧州路線での就航都市は、南ヨーロッパが中心で、5月の30都市、6月の45都市に対し、7月は73都市にまで拡大する。
大陸間路線では、6月にはアルバ、ボネール、セント・マーチン島、パラマリボ、キトの各都市。7月にはジャカルタ、デンパサール、ワシントン、サンフランシスコ、バンクーバー、カルガリーへの運航を再開する。これにより、就航都市は51都市にまで拡大する。現在、これらの路線の約半分は、貨物専用便として運航しているが、政府が渡航規制を解除すれば、航空券の販売を再開するとしている。
7月には、オールボー、アバディーン、アリカンテ、アテネ、バルセロナ、バーゼル、ベルゲン、ベルリン・テーゲル、ビルバオ、ビルン、バーミンガム、ブカレスト、ボローニャ、ボルドー、ブリストル、ブダペスト、ブリュッセル、カリアリ、カタニア、ダブリン、デュッセルドルフ、エディンバラ、フィレンツェ、フランクフルト、グダニスク、ジュネーブ、ジェノア、グラスゴー、ヨーテボリ、ハンブルク、ハノーバー、ヘルシンキ、イビサ、インバネス、イスタンブール、キエフ、コペンハーゲン、クラクフ、リーズ・ブラッドフォード、ロンドン・シティ、ロンドン・ヒースロー、リスボン、ルクセンブルク、リヨン、マドリード、マラガ、マンチェスター、モンペリエ、モスクワ、ミラノ、ミュンヘン、ニュルンベルク、ニューカッスル、ニース、オスロ、パリ、ポルト、プラハ、ローマ、サンクトペテルブルク、スプリット、スタヴァンゲル、ストックホルム、シュトゥットガルト、トゥールーズ、トロンハイム、バレンシア、ヴェネツィア、ワルシャワ、ウィーン、ザグレブ、チューリッヒへのアムステルダム発着便の運航を予定している。これにより、当初の計画の78%に就航都市数が回復する。
カタール航空、ヴェネツィアへの運航再開 欧州3路線では増便も
カタール航空は、ヨーロッパ路線で運航再開や増便を行う。
ドーハ〜ヴェネツィア線を7月15日より再開し、週3便を運航する。ビジネスクラス22席、エコノミークラス232席の計254席を配置した、ボーイング787-8型機を使用する。
また、ドーハ〜ダブリン・ミラノ・ローマ線は6月13日から増便し、毎日運航する。アジア太平洋地域の各地からドーハを経由した乗り継ぎも可能で、シームレスな接続を提供する。
機内では、客室乗務員がフェイスマスクや手袋などの個人用保護具を装着するほか、乗客との接触機会を減らすためにサービスの変更などの対策を行う。乗客には、フェイスカバーを装着することを求める。さらに、航空券の日付変更を無制限とするほか、年内に旅行を完了する場合に限り、元の目的地から5,000マイル以内であれば目的地を運賃差額なく変更できるようにする。
アクバル・アルベイカー最高経営責任者(CEO)は、「世界で最も象徴的で人気のある観光地の1つであるヴェネツィアへのサービスを再開できることを嬉しく思います。この危機を通じて、私たちは人々が帰国することを手伝い、影響を受けた地域に医療援助と必需品を輸送することに焦点を当ててきました。ヴェネツィアへのサービスの再開は、私たちの航空会社だけでなく、世界の観光産業にとっても重要なマイルストーンであり、国際的なレジャー旅行の段階的な復帰の始まりを示しています。海外からの観光に依存するヴェネツィアの多くのビジネスをサポートし、需要の増大に応じてこれらのフライトを拡大することを楽しみにしています」と期待を示した。
カタール航空は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、多くの航空会社が運航を取りやめた中でも多くのフライトの運航を継続し、これまでに180万人以上を本国に帰国させた。日本へは、東京/成田〜ドーハ線を現在も毎日運航している。
■ダイヤ
QR125 ドーハ(08:20)〜ヴェネツィア(13:15)/月・水・金
QR126 ヴェネツィア(16:05)〜ドーハ(22:30)/月・水・金
アマゾンプライムエア、コロナに負けず 767-300貨物改修機12機を追加導入
アマゾンは2020年6月3日(水)、767-300貨物改修機を12機追加でリースし、専用の貨物ネットワークに投入します。エア・トランスポート・サービス・グループ(ATSG)からリースするもので、アマゾンは既存の70機に加え、12機を加え、80機を超える機材でオンラインで発注を受けるアメリカの物流に対応します。
今回契約したうちの1機は2020年5月に加わり、残る11機は2021年に引き渡しされます。アマゾンはこの保有機の拡大により、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックに伴い、最前線の医療従事者、救援組織に不可欠な防護具(PPE)などを輸送するだけでなく、利用者が望む物品を確実に届けるための貨物輸送能力の向上と、成長する需要に対応します。
アマゾンは保有機の拡大に加え、これを受け入れる地上施設への投資も拡大しています。2020年夏にフロリダのレイクランド・リンダー・リージョナル空港、2021年は サンバーナーディーノ国際空港、2021年にシンシナティ・ノーザンケンタッキー国際空港にそれぞれ新たな地域の拠点とするリージョナル・エア・ハブをオープンします。
2020年5月にはオースティン・バーグストロム国際空港、プエルトリコ・サンファンのルイス・ムニョス・マリン国際空港はゲートウェイとして大規模な事業を展開し、2016年にアマゾンが自社の運航体制を構築して以来、着実に航空貨物輸送の基盤を整えています。
ユナイテッド航空、本日2020年6月5日より東京/成田~ニューヨーク/ニューアーク線を再開
ユナイテッド航空は、本日2020年6月5日(成田発は6日)より東京/成田~ニューヨーク/ニューアーク線を再開させます。
再開時は週3便の運航となり、これにより同社の日本発着路線は、東京/成田~サンフランシスコ線のデイリー運航と東京/成田~グアム線の週3便を合わせた計3路線となります。
また同社は、新型コロナウイルス(COVID-19) の世界的な感染拡大により各国で実施されている検疫体制強化による需要変化などを鑑み、7月4日までとしている日本発着便の減便フライトスケジュールを 8月3日まで延長するとし、7月の日本発着便フライトスケジュールを以下のように発表しています。
◆羽田~シカゴUA838/837 2020年7月6日より週5便で就航
◆成田~ニューアークUA78/79 2020年7月6日より週3便→週7便へ増便
◆成田~グアムUA197/196 2020年7月23日より週3便→週7便
【運航スケジュール】
UA78 成田17:00→16:45ニューヨーク 月木土
UA79 ニューヨーク11:25→13:55成田 水金日
機材:B787-9
ユナイテッド航空、本日2020年6月5日より東京/成田~ニューヨーク/ニューアーク線を再開
ユナイテッド航空は、本日2020年6月5日(成田発は6日)より東京/成田~ニューヨーク/ニューアーク線を再開させます。
再開時は週3便の運航となり、これにより同社の日本発着路線は、東京/成田~サンフランシスコ線のデイリー運航と東京/成田~グアム線の週3便を合わせた計3路線となります。
また同社は、新型コロナウイルス(COVID-19) の世界的な感染拡大により各国で実施されている検疫体制強化による需要変化などを鑑み、7月4日までとしている日本発着便の減便フライトスケジュールを 8月3日まで延長するとし、7月の日本発着便フライトスケジュールを以下のように発表しています。
◆羽田~シカゴUA838/837 2020年7月6日より週5便で就航
◆成田~ニューアークUA78/79 2020年7月6日より週3便→週7便へ増便
◆成田~グアムUA197/196 2020年7月23日より週3便→週7便
【運航スケジュール】
UA78 成田17:00→16:45ニューヨーク 月木土
UA79 ニューヨーク11:25→13:55成田 水金日
機材:B787-9